【政治】参院選は「未納」同士対決も・・・笑える？ただいま未納議員お詫び行脚中。

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「私自身の年金問題のご説明に参りました」。国民年金の未納や未加入を自ら
認めた国会議員たちは１５日、それぞれの選挙区や関係先で、支持者への釈明
や謝罪に追われた。「不始末で」「責任感じて」「心からおわびを」。夏の
参院選では、未納議員同士がぶつかる選挙区もある。
９年９カ月間、保険料を納めていなかった公明の山下栄一参院議員は１５日、
大阪市内であった同僚議員のパーティーに出席し、約２００人の出席者に
頭を下げた。
「私の不始末で大変なご心配、不信感を与えてしまい、おわび申し上げます。
信頼回復の闘いを一生懸命させていただきたい」。夏の参院選では、大阪
選挙区から３選を目指す。
パーティーには坂口力厚生労働相も出席した。「いろいろと失敗もある。
どうか山下さんにお力添えを」と訴えると、会場のいす席にいた山下氏は
すかさず立ち上がり、「お願いします」と声を張り上げた。
出席者からは厳しい声も聞かれた。「年金改革を議論してきた公明党の
国会議員が未納というのはだらしない。しっかりしてほしい」（５０代の
会社員の男性）、「うっかりとは言え、残念だ。これを機会にもっと
頑張ってもらわないと」（６０代の主婦）。
「国民の信頼をつなぎ留めるには年金法案の廃案しかない」と訴えたのは、
７年１０カ月間の未納があった民主の簗瀬進参院議員（栃木選挙区）。
今夏の改選に向け１５日、宇都宮市内で事務所開きをし、約１００人の
支持者を前に声を張り上げた。
「未納のミスを犯し、責任を感じて内閣委員長を辞任した」と述べたが、
「廃案の反転攻勢をかけるのろしでもある」と強気を貫いた。
２選を目指す簗瀬氏に対し、同じ栃木選挙区で３選を目指す自民の矢野
哲朗氏にも、約１年４カ月間の未納期間があった。７月に迫った参院選は
未納議員同士の対決になる。矢野氏は、１２日に宇都宮市であった役員会
では、未納の話には触れなかった。ある役員は「国会議員全体の問題なら、
あえて候補者が触れないでもいい」と弁護した。

引用
http://www.asahi.com/politics/update/0515/010.html